譜面の変換
西洋譜⇔和楽器譜変換
西洋譜から尺八譜・篠笛譜・三味線譜・箏譜・十七絃箏譜・大正琴譜への変換と、
全ての和楽器譜から西洋譜への変換ができます。
西洋の五線譜で書かれた曲を和楽器譜に書き換える場合にこの機能を使うと、
手作業で書き換える場合に比べて圧倒的な効率で作業を行うことができます。
和楽器譜の種類によって、表記できる音程の範囲に制約があるのでご注意ください。
以下の表は、西洋譜のどの範囲の音程が和楽器譜に変換可能であるかを示したものです。
青色の部分が変換可能な範囲です。調律や基準音を変えた場合は変動します。
和楽器譜への変換を目的として西洋譜を作る場合は、全ての音符が
この青い部分におさまるようにしましょう。

三味線譜では、全く同じ音程の勘所が複数の弦に存在する場合があります。
西洋譜から三味線譜へ変換する場合は、最も演奏し易いと思われる弦が自動的に選択されます。
直前の勘所からの距離や和音の勘所の配置などから、次の勘所を適切に判断します。
ただし完璧な変換は難しいので、変換後に譜面をよく確認し、
演奏上不都合がある場合は修正するようにしてください。
@ウィンドウ上部の「編集」メニューを開き、
「西洋譜⇔和楽器譜変換」をクリックします。

A変換元のトラック(譜面)を選択し、「確定」ボタンを押します。

B西洋譜から和楽器譜に変換する場合は、どの和楽器譜にするか選択して
「確定」ボタンを押します。

C和楽器の調律を設定し、「実行」ボタンを押します。
和楽器譜から西洋譜に変換する場合は、新しいトラックの名前を入力して
「実行」ボタンを押します。

D変換されたトラックが追加されます。
尺八⇔篠笛変換/沖縄三線⇒三味線変換
尺八と篠笛の楽譜の相互変換、沖縄三線から三味線の楽譜への変換ができます。
同じ音程になるように自動的に楽譜が作成され、楽譜の一番下に追加されます。
@ウィンドウ上部の「編集」メニューを開き、
「尺八⇔篠笛変換」または「沖縄三線⇒三味線変換」をクリックします。
A変換元のトラックを選択し、「実行」ボタンを押します。
変換されたトラックが追加されます。
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